対談 CROSS TALK
先輩看護師×後輩看護師
患者、医師、看護師、
すべてをつなぐ架け橋として
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大河内 阿美
先輩看護師
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榊原 理恵
後輩看護師
TALK
THEME 01
[テーマ]
看護師が見る
西尾市民病院の魅力
榊原
今働いていて、先輩後輩という上下関係でピリピリすることがないなと思います。仕事のこともプライベートのことも相談できますし、気兼ねなくいろんな人に話しかけることができるので、精神的にすごくラクです。
大河内
私は結婚して子供が生まれても働き続けたいと思っていて、ここは戻ってこれるところだなって思う。先輩たちも子育てを経験されている方が多いのでサポート力がすごい。相談もしやすいし、先生たちも話しやすいね。
榊原
大河内さんはどんな質問でも納得のできる答えをくださいますし、先生とのコミュニケーションがすごく上手なのでうらやましいです(笑)まだ私は先生との関わり方が難しいところが多いので、見習っていきたいです。
大河内
実は私、すごい人見知りなんだけど、去年リーダーを任されたのがきっかけで変わったのかなって思う。先生との関わりもすごく増えたし、いろんな人と連携も必要だったから。理恵さんもそういうきっかけがあればできるよ。
榊原
コミュニケーションもそうなんですが、私は早く仕事に慣れたいと思っていて、一人がやらなければならない業務を早くしっかりできるようになりたいです。
大河内
自分にできることと、人にお願いしても大丈夫なことの区別がつくともっと成長できると思うよ。
榊原
ありがとうございます!大河内さんから学べることがたくさんあって、今の病棟に来てよかったなと思います。
TALK
THEME 02
[テーマ]
常に成長できる
充実した看護研修
大河内
私は以前別の病院にいたんだけど、西尾市民病院は看護部長や認定看護師さんといった、身近なスタッフの研修を受けることができて最初びっくりしたよ。もちろん外部の研修もいろいろあるけど、同じ病院で働くスタッフの研修であれば、興味を持ちやすいし、疑問に思ったことも緊張せずに聞くことができるから、すごく身になって返ってくると思う。コミュニケーション研修とか認知症研修とかあるよね。
榊原
以前勤務していた病院は研修なかったんですか?
大河内
1年目の最初の頃にあっただけかな。その病院は研修よりも実践を重視していた記憶がある。でも西尾市民病院は1、2年目だけじゃなく、私たち世代までしっかり研修を受けることができるので、これはすごいことだと思って。理恵さんは研修多いと思う?
榊原
実務で未経験のことでも、研修を受けることで予習になりますし、実際に落ち着いた対応ができたりするので、研修が充実していることはありがたいです。同じテーマの研修でもいくつかレベルに分かれているので、自分の知識に合わせて受けられますし、1ができたら2を受けよう、と意欲も生まれます。
大河内
そう思ってもらえて良かった。私も積極的に研修に参加したいと思うね。
TALK
THEME 03
[テーマ]
患者さんと一人ひとりと
丁寧に向き合う
榊原
大河内さんは日頃どんなことを大切にして働いているんですか?
大河内
私は患者さんとしっかり向き合っていくことを大切にしていて、日々の目標でもあるかな。
榊原
私も同じですね。例えば、認知症の患者さんは何で怒られたか分からなくても、怒られたという記憶が残ってしまうので、なるべく穏やかに接するように、大きい声を出さないようにしたいと思っています。
それから、外科の患者さんは手術してすぐ退院という流れで、関わる期間が他科よりも短いので、患者さんが今後のことで不安を感じないように、安心につながる説明ができるように気を付けています。
大河内
日々の業務がバタバタしちゃうと、なかなかゆっくり患者さんと語ることができなかったりするから、意識することが大事だね。西尾市民病院は地域密着型で、入退院を繰り返している患者さんも多いから、顔を見れば「調子どうでした?」「元気でした?」と声をかけることもできるよね。
榊原
外来に看護師相談ブースがありますよね。医者ではなく看護師に相談できるブースがあるので、こちらから地域に働きかけようという気持ちを感じます。
大河内
退院した後も、お家に訪問して様子を見に行ったりね。
榊原
そうですね。看護師と患者さんとの関わりは入院中だけとなってしまうところも多いと思いますが、退院された患者さんとももっと交流を図れるといいなと思いますね。