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病院通信2019年04月号 入院した際に栄養の管理をするチームについて
2019.04.16
一般的に、入院患者の約40%が栄養不良状態にあるといわれています。
栄養不良の状態であると病気が悪化したり、手術後の回復が遅れたり、日常生活の動作やQOL(生活の質)が低下するだけではなく、手術後の合併症や感染症、褥瘡(床ずれ)などの発生にもつながります。
そのような問題を解決するため当院では、栄養サポートチーム(略語:NST)を設けています。
栄養サポートチームでは、医師・管理栄養士・看護師・薬剤師・言語聴覚士などの多職種が専門知識を生かし、低栄養状態である患者さんに対して栄養管理にあたります。個々の患者さんの体格や病状に合わせた栄養管理を実施することで患者さんの栄養状態を改善し、疾患の治療効果を上げることを目的に活動しています。入院された際の栄養管理はこのような形で栄養サポートチームにて行っています。
その他に栄養に関する不安等のご相談がありましたら、気軽に管理栄養士にお声掛けください。
NST専門療法士・管理栄養士 中井 葵