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病院通信2018年11月号 インフルエンザの予防方法について

2018.11.16

 毎年秋から冬にかけて、インフルエンザが流行します。高熱や関節の痛みなどを伴い、人によっては重症化する恐れもあります。流行を防ぐためには、原因となるウイルスを体内に侵入させないことや周囲にうつさないようにすることが重要です。インフルエンザの感染を広げないために、一人一人が「かからない」「うつさない」対策を実践しましょう

①栄養と休養を十分取り、適度な湿度を保つ
②人ごみを避け、マスクを着用する
③外出後の手洗いとうがいを行う

 これらの対策のほかに、インフルエンザワクチンによる予防もあります。流行前の10月~12月ごろに毎年接種することをお勧めします。インフルエンザワクチンは、インフルエンザにかかった場合の症状を軽くさせる効果があり、ワクチンを接種した高齢者は、インフルエンザによる死亡や肺炎等を合併した入院を減少させることができると言われています。

 インフルエンザワクチンの効果が期待できるのは、接種した(13歳未満の場合は2回接種)2週間後から5か月程度と考えられています。

 ワクチン接種希望の方は、かかりつけ医にご相談ください。

   感染管理認定看護師  青木美由紀