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病院通信2018年09月号 医療用麻薬について

2018.09.17

 麻薬と聞くと「中毒になる」「おかしなことを言うようになる」「寿命が縮まる」などというイメージを持たれている方もみえます。
  
 病院で取り扱われているものは医療用麻薬と呼ばれるもので、医師が診察を行い、患者さん一人一人の症状に合わせて処方するものです。

 使用目的は、強い痛みで妨げられていた日常生活を、過ごしやすくするためのものです。がん患者さんの3割以上の方が、最初の診察を受ける時点で痛みを感じているとされています。この痛みをコントロールするために、状況によってはがんの診断初期から使用することもあります。中毒症状に関しては、必要以上の使用で出現することはありますが、日常生活に影響が出るような強い痛みを感じている場合では中毒症状は通常ありません。 
  
 また、複数の研究結果から正しく使用されていれば寿命が縮まることはないとされています。副作用を気にされる方もみえると思いますが、副作用を和らげる対策も可能です。
 
 不安や疑問に感じることは人それぞれ違うと思います。気になることがありましたら、まずは主治医や医療スタッフにご相談ください。

   がん性疼痛看護認定看護師 田境 公治