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病院通信形成外科でレーザー・光治療が受けられます

2020.03.04


市民病院のレーザー・光治療

 

 形成外科では、ほくろやできものの除去といった比較的簡単な手術を外来手術室で行っています。患者さんがリラックスして施術を受けられるよう、昨年10月に改装しました。外来手術室ではレーザー治療や光治療も行っています。形成外科の分野では、レーザー・光治療が目覚ましく進歩しています。現在ではあざの治療にレーザー治療が用いられることが多く、美容やアンチエイジング医療でもレーザーや光治療が広く用いられています。市民病院でもレーザー・光治療が受けられます。所有する医療機器と治療対象の疾患は下表のとおり。気になる症状がある方はご相談ください。

機器名 治療対象疾患
 色素レーザー Vビーム  血管腫(単純性・苺状・老人性)、赤あざ、赤ら顔
 Qスイッチルビーレーザー 
 IB103
 太田母斑 蒙古斑 異所性蒙古斑(青あざ)、茶あざ、しみ、そばかす
 Qスイッチヤグレーザー 
 メドライト
 外傷性刺青 装飾刺青
 炭酸ガスレーザー  
 ユニパルスCOL-1015
 ほくろ、表皮母斑、アクロコルドン、いぼ
 IPL(光治療器)
 フォトフェイシャル M22
 しみ(肝斑)、くすみ・ちりめんじわなどの若返り治療、赤ら顔 
 ニキビに伴う赤みや色素沈着など

 

生まれつきのあざは、早めの治療がおすすめ

 

 生まれつきのあざの中には、早期に治療した方が良いものもあります。生後1~2か月でレーザー治療を開始している患者さんも少なくありません。出産した病院や検診を受けた小児科のクリニックなどから早めに当院形成外科を紹介してもらうことをおすすめします。疾患によっては複数回の治療が必要なものや、レーザーを使っても治療が難しいもの、治療後に熱傷や色素沈着などが生じるものがありますのでご相談ください。
 また、より美しく、若々しく見せたい方、自費での保険外診療を希望する方は美容医療を受けられます。美容目的の診療でなくても疾患によっては保険外診療となるものがあります。詳しくは、市民病院形成外科にお問い合わせください。