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講演会・講習会 第55回外来糖尿病教室 開催報告 その他
- 第55回外来糖尿病教室 開催報告 -
【講演内容】
「糖尿病と減塩のススメ」
管理栄養士 勝野 裕子
第55回外来糖尿病教室を10月8日に開催いたしました。
今回は「糖尿病と減塩のススメ」というテーマでお話しさせて頂きました。
糖尿病で減塩?と感じられるかもしれませんが、実は糖尿病の人は高血圧を合併していることが多く、この場合は血糖値コントロールに加えて、血圧の管理が必要となります。
血圧の上昇を抑えるためには、食事からのアプローチとして減塩を行うことが必要です。
高血圧の治療においては、塩分摂取量は1日6g未満となります。現状では、日本人の塩分摂取量は平均10g近く(男性・女性では差あり)であり、塩分の摂り過ぎが心配されます。
塩分を減らすには、1日の塩分摂取量を多く占める調味料の使用量を減らす必要がありますが、ただ薄味にするだけでは継続は難しいものです。だしパックなどの利用で旨味を上手く使うことや、コショウや唐辛子などの香辛料や、しそ・生姜などの香味野菜の利用で、味にアクセントをつけるなどが、味付けの工夫としてあげられます。
また、食材や料理として塩分の多いものとして、例えば漬物や加工品、汁物や麺類などは、食べる量と頻度を今より減らすことで減塩につながります。
毎日意識することで、小さな減塩の積み重ねをすることが大切です。できることから、ぜひ取り組んでみましょう。
11月は糖尿病デーイベントのため、糖尿病外来教室はお休みです。11月17日(月)西尾市民げんきプラザにて行います。多数の皆様のご参加お待ち申し上げております。









