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講演会・講習会 第46回外来糖尿病教室 開催報告 その他
- 第46回外来糖尿病教室 開催報告 -
【講演内容】
「人生100年時代 いつまでも自分の足で歩くために」
講演者:看護師 坂元理紗
第46回外来糖尿病教室を1月15日に開催いたしました。
今回は「人生100年時代 いつまでも自分の足で歩くために」というテーマでお話しさせていただきました。
足には、大きく3つ、体重を支える、膝や腰といった関節にかかる負担を和らげる、足の血液を心臓に戻すポンプの役割を果たします。そんな大切な足ですが、糖尿病が原因で足を失う方は残念ながら、年間1万人を超えます。
糖尿病の方で血糖値が高い状態が続くと、神経障害といって感覚が鈍くなったりして傷ができても気づきにくい、感染症と戦う抵抗力が落ちる、動脈硬化で血管が狭まり、足に必要な酸素や栄養が届けられず傷が治りにくくなる、といったことが原因で足にトラブルが起きやすいと言われています。
足のトラブルや切断を防ぐためには、血糖コントロールはもちろんですが、足のケアが重要になります。今回足のケアとして、足を毎日見る事、足を清潔に保つこと、靴や靴下の選び方、暖房器具の使い方のお伝えをさせていただきましたが、そのなかで一番大切なのは自分の足の状態を知るために、
「毎日自分の足をみる。」
ということです!
出来ることから少しずつ足のケアを行い、いつまでも自分の足で歩ける足作りをしていきましょう!
次回の開催内容は当院、摂食嚥下障害看護認定看護師による「はっと驚く歯の話 ~これからの生活をハッピーに~」です。是非お気軽にご参加ください。多数の皆様のご参加お待ち申し上げております。