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当院のご紹介

災害拠点病院
(愛知DMAT指定医療機関)

災害拠点病院とは

災害時に多発する重篤救急患者の救命医療を行うための高度な診療機能を有し、被災地からの重症傷病者の受入れ機能を有するとともにDMAT(災害派遣医療チーム)などの受入れ機能、傷病者などの受入れおよび搬出を行う広域搬送への対応機能、DMATの派遣機能、地域の医療機関への応急用資器材の貸出し機能を有する病院のことで、当院は平成19年3月31日付で、県より災害拠点病院(地域災害医療センター)としての指定を受けております。
なお、災害拠点病院は、各都道府県の二次医療圏ごとに原則1か所整備されることになっております。

災害拠点病院の役割

災害拠点病院(地域災害医療センター)である当院においては、病院機能の保持と迅速な治療行為の提供の役割を求められております。
特に西尾市では、平成26年5月に公表された愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査結果に鑑み、より高いレベルでのBCP(事業継続計画)を策定することが求められており、西尾市の地域防災計画や病院の災害対策マニュアルと整合を図った具体的な計画の策定を進めるとともに、大規模地震を想定した病院インフラの再点検・整備や災害時に必要な医薬品や食料などの備蓄を進め、院内外における患者搬送体制の構築について取り組みを行っております。

DMAT指定医療機関について

当院では、平成25年6月に愛知DMAT指定医療機関の指定を受けて以降、全国各地の被災地へ赴くDMAT(災害急性期に活動できる機動性を持った トレーニングを受けた医療チーム)の派遣体制の構築に努めてきました。
DMATの構成員は、訓練や研修会へ積極的に参加しており、技能・技術の維持・向上に努めております。
今後は、本市が被災地となるケースを想定し、DMATを中心とした受け入れ体制の構築についても検討を進め、体制の強化を図っていきます。

西尾市民病院の構造

本館24,028m2 地上6階建(一部7階建)
鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)による耐震構造

自家発電装置(非常用発電機)

燃料となる重油はタンクに常時20,000L備蓄しており、商用電源からの供給が断たれた後も、約3日間分の電力を発電することが可能です。

給水

井水プラントを備えており、災害時に給水が断たれた後も、電源供給があれば、水を供給することが可能です。

食料、飲料水、医薬品の備蓄

食糧、飲料水は入院患者用に約3日分備蓄しています。
また、医薬品、診療材料についても約7日分備蓄しています。