Department
診療科・部門
眼科
ご紹介 Introduce
眼は心の窓です。あらゆる眼の病気に対し、原因を究明し、それに基づいた治療をいたします。
当院は予約制となります。
予約外受診の方は待ち時間が長くなりますので、ご理解の程お願い申し上げます。
主な診療分野
- 外眼部、中間透光体、眼底等、どの部所の疾患にも対応します。
- 手術に関しては、白内障、網膜裂孔、斜視、眼瞼下垂、眼瞼腫瘍など
治療方針
白内障の手術はもちろん、網膜裂孔、黄斑上膜、黄斑円孔、軽度の糖尿病網膜症、斜視、眼瞼下垂、眼瞼腫瘍や、軽度の眼外傷・眼内異物にも対応します。なお、白内障手術に関しては入院しない外来で手術も(日帰り手術)対応します。
専門外来
斜視弱視の専門外来(第4月曜日・金曜日15時~)を設けています。
医師紹介
実績
主な眼科手術実績
視能訓練士のご紹介
視能訓練士は、眼科での診断や治療に必要となる視機能検査等を医師の指示のもとに行っております。
視機能検査には、視力、視野、眼圧、眼位、超音波、電気生理や眼底写真等があります。それらの検査は、国家資格を有する視能訓練士が担当しています。
患者さんのQOV(クオリティー・オブ・ヴィジョン)の向上の手助けができるよう、医師・看護師と共に努力してまいります。
眼科受診(検査)の流れ
1.眼圧測定
目に空気や器具をあてて眼球内の圧力を測定します。
目の機能が正常に働くには、一定の眼圧が保たれていることが必要です。
眼圧の正常範囲は10~21mmHgです。
2.視力検査
近視、遠視、乱視による裸眼視力の低下に対し、矯正レンズを用い最良の視力(矯正視力)を測定します。
3.その他検査
患者さんの症状によって必要な検査を行います。
4.散瞳
眼内の疾患が疑われる場合、目薬を入れて瞳孔(黒目の部分)を大きく開きます。
- 散瞳すると瞳孔が大きくなり、普段よりまぶしく感じ、遠近感がなくなります。目薬の効果は4~5時間ほど続きますので、その間のお車の運転等、危険と思われる作業は避けてください。
5.診察
医師による診察(眼底検査・細隙燈顕微鏡検査)をします。
診察後、検査が追加される場合があります。
- 患者さんの症状によって検査の内容が異なりますので、診察・検査の順番が前後する場合があります。ご了承ください。
ハンフリー視野計
各測定点の光感度を測定し、視野異常の有無を検査します。
緑内障などの検出に使われています。
ハンフリー視野計による中心部視野のイメージ像
正常視野
緑内障による異常視野
OCT(光干渉断層計)
網膜の断層像を画像化する装置です。黄斑部疾患などの病態の把握や治療効果の判定に使われています。
黄斑は「見る」ために非常に重要な部位です。この黄斑に異常が起こると見づらくなってしまいます。
眼底写真とOCT画像
正常網膜
左・眼底写真の赤線部分の断面が右・OCT画像となります。矢印Aの部分を黄斑部といい、OCT画像では矢印Bにあたります。
糖尿病性黄斑浮腫
OCTでは網膜が腫れて厚くなっていることがわかります。
黄斑円孔
黄斑部に円孔があります。OCTでは網膜が欠損していることがわかります。