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栄養室

栄養室ご紹介

ご紹介 Introduce

 当院では、入院された患者さんに病院内で調理、栄養管理された安全な食事をご提供いたします。
患者さんの食事は、医師の指示により内容が決まります。通常の場合は常食、粥食が指示されますが、食事が治療に必要な患者さんには、治療食が指示されます。
 常食を食べられる患者さんには、選択メニュー表をお配りし、ご希望のメニューを選んでいただいています。また、その時期になりますと季節感を味わうことのできる行事食もご用意しております。
当院では、温冷配膳車を使用しており、温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たく、患者さんにご提供しております。

 栄養室スタッフ一同、患者さんに「美味しい食事」「治療に則した食事」を合言葉に、ご満足いただけるよう心がけております。

栄養食事指導のご案内

当院では糖尿病、糖尿病性腎症、高脂血症、高血圧症、腎臓病、肝臓病、胃潰瘍、胃の手術後、貧血、高尿酸血症、肥満症、便秘、嚥下困難、妊婦などの食事療法を管理栄養士が指導しています。

その中の糖尿病を例にして取り組みを紹介します。
糖尿病の指導は外来患者さんを対象とした「栄養食事指導」と入院患者さん向きの「食事指導を体験するための入院」「2週間の教育入院」「糖尿病を合併し他疾患で入院治療中の患者さん対象のもの」などがあり、いずれも個人指導、集団指導、事後指導(相談)、食事チェックがあります。糖尿病療養指導士、管理栄養士が担当します。

指導を希望される方は、当院を直接受診していただくか、平成15年4月1日から糖尿病の病診連携も始まり、お近くの開業医の先生にご相談いただければ、これらの指導が受けられるよう取り計らっていただけます。

地域に根付いた全人的な支援を目指していけたらとスタッフ一同頑張っております。

糖尿病「2週間の教育入院」の場合の指導内容

栄養指導 入院2日目(午後3時)
  • 糖尿病について
  • 食事療法について
  • 食事の大切さ
  • 食習慣の問診
食事療法 入院3日目(午前9時)
  • 栄養のバランスのとれた食事
  • 必要量(医師の指示量)
  • 食品交換表に準じた具体的なとり方
  • 食べ方(三食均等、よく噛む、食事時刻)
  • 献立の立て方
昼食の説明 入院3日目(正午)
  • 献立の立て方(病院食の分析)
  • 主食、主菜、副菜の確認
  • 単位配分の確認
  • 油、調味料の確認
  • 今までの食事と病院食の違いに気づく
個人指導 入院9日目(午後2時30分)
  • 食習慣の改善点を見つけ、行動の変容を促す。
  • 退院後の食事計画を立てる。
  • 自己管理ができるようにする。
反省会 入院14日目(午後2時30分)
  • 2週間の体験を省みて今後の生活習慣を発表する。
  • 食生活の大切さを再確認する。

嗜好調査の報告について

当院では年2回嗜好調査を行って、患者さんのご意見を聞かせていただいております。家庭の味を提供できる食事であるよう努力していきます。

令和6年2月嗜好調査結果

 

令和5年9月嗜好調査結果

メニューのご案内

当院では、常食を食べられる患者さんには選択メニューにより、ご希望のお食事を選んでいただけるシステムとしています。選択メニューの一例をご紹介します。
なお、選択メニューは、月曜日から金曜日の朝食と昼食でお選びいただけます。

選択メニュー(昼食)の一例

  • Aコース

  • Bコース

行事食のご案内

お正月、ひな祭り、こどもの日、七夕、クリスマスなど、季節の催事に合わせた行事食も提供しております。

  • 行事食の一例

給食業務委託のお知らせ

平成28年4月1日より、当院の調理業務は委託となりました。
今後も変わらず、患者さんに寄り添った食事提供を協力して行ってまいります。